新時代の幕開け

W杯はフランスが制し幕を閉じ、PSMも始まり一気に新シーズンに向かい始めている。イニエスタやブッフォン、トーレスが新たな舞台に向かい、世界トップレベルのロナウドはトリノへ。そして、ガナーズはアーセン・ベンゲルが去り、一つの時代に区切りがついただろう。そしてW杯ではラウンド16でロナウド、メッシの2大スターが姿を消し、フランスのムバッペが無双し、一気にバロンドール候補に名乗りを上げた。今大きくサッカー地図が変わろうとしている。

新シーズンの注目ポイントは多くある。まずは、プレミアファンが気になっているのが、新体制のアーセナルだろう。22年間率いたベンゲルから前パリ・サンジェルマン監督エメリにバトンが引き継がれた。エメリに託された使命はエミレーツに漂う停滞感を払拭することだ。ここ2年はCLの出場権を逃し続け、その間にライバルと大きく差をつけられた感が否めない。差を埋めるべく、移籍市場では積極的な動き出しを見せている。ドルトムントのソクラティス、ウルグアイ代表のトレイラ、そしてチェフが衰えを露呈したGKにはレノを獲得。さらにはベテランのリヒトシュタイナーをフリーで獲得。かなり効果的な補強ができている印象だ。

また、古くからのプレミアファンはユナイテッドにも注目するだろう。スペシャルワンこと監督ジョゼ・モウリーニョは鬼門の3年目を迎えたからだ。彼の3年目は決まって成績が悪くなりブルース時代では2度も3年目に解任されており、一部では今季のユナイテッドを心配する声もあるが果たして…

次はレアルマドリーからイタリア王者へ移ったCR7。あのマドリーで438試合451得点と1試合1得点以上という驚異のペースをキープし続けた。しかし、会長のペレスと約束されていた新契約が果たされず、ラストゲームとなったCL決勝後のインタビューで「マドリーでの時間は幸せだった」と過去形で発言。これが決定打となったのか周辺の動きが慌ただしくなった。そしてイタリア王者のユーベがロナウドを獲得したのであった。イタリア王者はCLというさらなる高みを目指し、世界最高のスコアラーとともに向かい始めたのである。クリスティアーノ・ロナウド最終章。年齢的にユーベが最後のクラブとなってしまうのでこう名付けられるだろう。

ロナウドの電撃移籍により、大物アタッカーの玉突き移籍が起こる可能性が一気に高まった。また、是非とも今後に注目していきたい。すでにクラブでの戦いは始まっているのだ。


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