レジェンド、どこへ?
プレミアのタイトルにビッグイヤー、あらゆるタイトルを獲得し、ロンドンで世界トップクラスのレベルをキープしてきたペトル・チェフ。しかしその座も揺らぎつある。昨シーズンのパフォーマンスは彼を知る者なら目を疑うミスが多く、おそらくキャリアワーストと言えるものだっただろう。(ディフェンスにも大きな問題があったが…)やはり36歳になり、さすがに衰えを指摘する声も増えた。しかも今夏にフロントはドイツ代表GKレノを獲得。やはり、もうこのレジェンドには全幅の信頼は置けないというサインだろう。しかし、控えの立場はなかなか受け入れられないだろう。3年前冬、長年絶対的立場だったがクルトワにその座を奪われ守護神として扱ってくれるアーセナルを新天地に選んだ。(家庭の事情でロンドンから離れなかったということもあるが)
ここにきて報道が過熱しているのがアリソンを失ったローマへの移籍。さらに噂になっているのがマドリー移籍濃厚になりつつあるクルトワの後釜でブルースへの復帰。どちらも現実的な話だがより現実的なのはローマ移籍か。クルトワの移籍は実現するか不透明でマドリーにはナバスがおり、獲得する必要性はないのだ。となるとアリソンを放出したローマだろう。しかしアーセナルを選んだ際は家族の事情を最優先した。となるとブルースなのか。いずれにせよ。チェフは次の移籍が多分最後のクラブとなるだろう。プレミア屈指の名手、キャリアのファイナルはどこで迎えるのか。注目が集まる。
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